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記事LIVE - Donny Hathaway
公開日
2025.12.19

LIVE - Donny Hathaway
1971年に録音、1972年に発表された作品。
アルバムの前半(LPのサイド1)には、1971年8月28日と29日にハリウッドのトルバドールで行われた公演からの抜粋が収録され、後半(サイド2)には10月27日から29日にニューヨークのビター・エンドで行われた公演から抜粋された。
人物像
Donny Hathaway(1945年10月1日 - 1979年1月13日)
アメリカのシンガーソングライター。
幼い頃から聖歌隊で歌い、ピアノを学び、のちにハワード大学に進学しクラシックを学んだ。
大学卒業後には作曲家、ミュージシャン、カーティス・メイフィールドのもとでキャリアを積み、1969年に最初のシングル「The Ghetto, Pt. 1」を発表した。(同アルバムにも収録されている。)
「ニュー・ソウル」と呼ばれるムーブメントの代表的な一人である。
「LIVE」アルバムについて
ジョン・ブッシュはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「オーディエンスの反応や、彼のグループの説得力あるジャズ的な名人芸に徹底的に焦点を当て、率直でエナジーに満ちたセットを収録した、彼のキャリアの中で最も輝かしいアルバムの一つ」「ソウルミュージックの最前線におけるハサウェイの重要性を、確固たるものにした」と評している。
また、ピーター・バラカンは自著において本作を「名盤中の名盤」、収録曲「ゲットー」を「ブラック・ミュージックの歴史に残る名演」と評し、ハマ・オカモトは『bounce』において「数あるライヴ盤のなかでも最強」「本当のライヴ・アルバムとはこういう作品のことじゃないかと思わされます」と評している。

収録曲
Side 1
- 愛のゆくえ - What's Going On (Renaldo "Obie" Benson, Al Cleveland, Marvin Gaye) – 5:17
- ゲットー - The Ghetto (Donny Hathaway, Leroy Hutson) – 12:06
- ヘイ・ガール - Hey Girl (Earl DeRouen) – 4:01
- きみの友だち - You've Got a Friend (Carole King) – 4:31
Side 2
- リトル・ゲットー・ボーイ - Little Ghetto Boy (E. DeRouen, Edward Howard) – 4:29
- ウィアー・スティル・フレンズ - We're Still Friends (D. Hathaway, Glenn Watts) – 5:11
- ジェラス・ガイ - Jealous Guy (John Lennon) – 3:07
- エヴリシング・イズ・エヴリシング - Voices Inside (Everything Is Everything) (Richard Evans, Philip Upchurch, Ric Powell) – 13:40
参加アーティスト
- ダニー・ハサウェイ - ボーカル、エレクトリックピアノ、ピアノ、オルガン、アレンジ
- フィル・アップチャーチ - リードギター (A面 1 - 4)
- コーネル・デュプリー - リードギター (B面 1 - 4)
- マイク・ハワード - ギター
- ウィリー・ウィークス - ベース
- フレッド・ホワイト - ドラムス
- アール・デルーエン - コンガ

このアルバムを聴いて
全体を通して最高のアルバムではあるが、特にライブ盤らしい曲間の客の拍手や歓声、曲が始まる際の気分の高揚を感じられ、自分もさも当時のこのライブの一員になったかのような感情を抱く。
最初の曲がマーヴィンゲイの「What's Going' on」から始まる、まさかカバー曲からこのアルバムが始まるのかと驚きもある。
「やっぱりこの曲はマーヴィンだよね..」ともならず、別の良さが十二分に感じられる。
最高のアルバムだ。

